しあわせのあしあと

好き~いまへ☆伝える楽しさ

今日は私の人生を変えた出会い~そして今の自分につながる体験をしたときのことをつづります。

幼稚園~小学校・・そして中学1年生・・夏まで

教室にいるかいないかおそらくわからない・・

そんな女の子でした。

自分を言葉で・・話して・・表現することが苦手で・・・

何か伝えたくても・・

自信がなくて・・不安になり・・うまく伝えられない・・そんなおんなの子でした。

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そのため・・

授業中にも先生に当てられると・・真っ赤になり・・蚊のなくような小さい声で・・震えながら答える・・

そして自分から手をあげてこたえる・・発表することもなく・・

当時雑誌に載っていた「授業で当てられないようにするおまじない」

を授業中に実践し・・ひたすらあてられないことを祈ってる・・・

恥ずかしいし・・人前で話なんてしたくない・・

そんな女子中学生でした。

当時の私の担任の先生は英語の先生でY先生という男性の父ぐらいの年齢の先生・・

めがねが似合う・・ややお腹の出ていた・・でもとっても優しい・・

そんな先生でした。

優しいY先生・・そんな先生にでも話しかけられると怖くて・・話せない・返事をするのがやっとの私・・。

Y先生は生徒にとても人気のある先生で・・私たちを包むようなそんな人でした。

夏休み・・とある宿題が出ました。

それは交通安全に関する作文を書くということ・・

話せない分・・言葉で直接伝えられないけれど・・作文やかくことでは

まだ思いを正直につづれた私・・

作文は比較的好きだったので、はりきって宿題に取り組み自分の思いをまとめ夏休みあけに提出しました。

夏休みがあけて2週間ほどたったころ

ホームルームの時間にY先生が来月校内で開かれる「弁論大会」の話をされました。

3学年・・それぞれのクラスから各代表1名ずつが交通安全をテーマに

体育館で全校生徒の前で発表するということでした。

「誰かやりたいやつ~おらんか?」

先生は尋ねました・・。

誰も手をあげません・・。

私は自分にはまったく関係のないことだと思い・・誰が発表するのかな~と思っていました。

クラスメイトたちは学級委員や活発な子に「お前やれ~」とか「~さんが向いてる」とざわざわしていました。

・・Y先生はざわざわしているみんなを無視し・・・

私を見て指差し・・

「あやこ・・きみ・・弁論大会で~へんか?やらへんか?」

といったのです(@0@)

え=======!!ムリムリムリムリ!!

心で必死につぶやきました・・心だけではなく実際に無理って言いたかったけど

一斉にクラスの目が私に注目が集まったため「無理」というのも恥ずかしいほど・・

声が出なかったのです。

みんなは「かわいそう・・」とか「あこちゃん(当時の呼び名・・)には無理」とか・・

私にはできないといいました。

私もそうだと思いました。

先生の無謀な提案にクラス中がざわざわしたときY先生は静かにこうおっしゃったのです。

「そうかな~先生は無理とはおもわんぞ!」

「あやこ・・君やったらできると先生は思うけどな・・」

「みんなも英語の時間のあやこの教科書の音読・・うまいと思ったことないか?」

「ゆっくり・・はっきり・・みんなに一生懸命伝えよう・・みんなのペースを周りを見ながら本読んどるんやで」

「作文かて・・よんだらわかるけどうまくかけとる・・君やったらできると先生思うんやけど・・」

「先生と一緒にチャレンジしてみ~ひんか?」

クラスがし~んとなりました・・。

私は・・・・・恥ずかしかったけど・・嬉しかった・・。

大勢の前で自分のことをこんな風にほめてもらえたことは生まれて初めての体験だったのです。

しかも・・・自分が得意な・・『音読』と好きな作文を褒めてもらえて・・

なんだか・・すごく嬉しかったんです。

「先生・・一緒に練習つきあったるし・・やってみ~ひんか?どうや?」

先生の言葉に静かにコクン・・頭をふる私がいました・・。

そこからY先生と私の練習がはじまりました。

先生は約束してくださったように・・放課後・・休み時間・・練習につきあってくださって

あるときには体育館・・実際の体育館でみんなが聞いていると思ってがんばってやってみ!

先生と自分しかいなかった体育館でしたが・・最初は恥ずかしかったけど

「いいぞ!うまいぞ!やっぱりすごいな!」先生がものすごく私のことを褒めてくれるので

嬉しくなって次第に恥ずかしさがなくなってきました。

そして・・弁論大会当日・・

3年生の発表が終わりました・・。

次は1年生・・

私は1年1組・・1年生では最初の発表でした・・。

自分の名前がよばれて・・体育館の舞台の上にたつために・・座ってたところから立ち上がり・・

いこうとした瞬間・・Y先生は私の肩に手をおいて一言・・

「できる!大丈夫や」

って笑顔でいってくださいました・・。

その瞬間・・「できる」って「大丈夫」って・・

不思議な気持ちになれました。

クラスでみんなの前で話すのですら恥ずかしく声が出なかったのに

舞台の上にあがったとき・・全校生徒の顔が一斉に私の目にとびこんできました。

それでもはずかしいというよりもむしろ・・心地よいという感覚しかそのときに感じなかったのです。

先生と練習をしたように・・堂々と・・ゆっくりと・・はっきりと・・

うまくいうんではなく先生が褒めてくださったこと・・伝えることを意識して・・・・

・・・私の発表が終わったとき・・体育館を割れるような拍手の音が鳴り響き・・・

クラスのみんなに・・大拍手で迎えてもらえました

先生は私をみてにっこりと微笑んでくださり・・嬉しかったです。

全学年・・全クラスの発表が終わったあと・・校内優秀賞の発表がありました。

優秀賞!1-1・・!

よばれたのは私の名前でした・・。びっくりしました!!

3年生の生徒会長が2位・・・!!!

自信をつけた私はこの後・・校内代表として郡大会に出場し・・そこでも堂々と自分の思いを言葉にのせて伝えられ!

 

「拙くとも・・思いをこめて伝えることを意識して一生懸命練習し・・伝えようと心がければ伝わらないものはないんだ」と知り

「伝えること・・自分の思いを人前で表現することってこんなにも嬉しく楽しいことだったんだ」と気づき・・

そこから・・イッキに・・人と話をするのも・・人と接するのも・・

人前で自分を表現するのも怖くなくなり・・

いつか人前で自分を表現する仕事につきたいと願うようになり・・

そして・・・・その後さまざまなかたちから点と点がつながっていき・・

今の自分になったのです。

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Y先生には心から感謝しています。

数年前のお正月に母校の中学で同窓会があり・・Y先生と再会しました。

先生に「先生との出会いがあったからこそ・・今の私がある・・今は伝えることを仕事にしている」と話したら先生はものすごく喜んでくださいました。

実はこのブログもいつもご覧になってもくださっています。

この弁論大会のときのこともちゃんと覚えててくださって・・本当に嬉しかった・・。

私の今の夢は・・講師として人材育成の現場に関わる中で・・

かつての私のように・・

自分にほんの少しだけ自信がもてないだけで・・ちょっとしたきっかけをつかんだらかわれる人がたくさんいるので・・

そんな人たちにY先生からしてもらったように・・

心に寄り添い・・「大丈夫」「できるよ」そう伝えてあげられる人であり続けたいということ・・

そのことも伝えたら先生は・・「できるよ」といってくださった・・。

いまも・・今日も・・いつもできているかな?

先生から引き出してもらったわたしの可能性を

とことんとことん!もっともっとずっと!

多くのひとのお役にたてるようにこれからもこのときのことを思いだし

伝える喜びを全身で感じていきながら

講師☆幸師として一層精進して行きたいと思います。

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子どもの頃から現在へ・・・つながっているストーリー・・・。

~今はまだまだながいながい夢の途中~~~!Y先生・・・ありがとう!