先日・・ここに行ってきました
この列車に乗って
この街は二つの街が合併してできた街なので
マンホールも2種類あるのですよね
山がすぐそこ
わたしが住む大阪より北なので少し肌寒い
気温・・2~3度違うかな
そのため桜も今が満開でした
父の工場の前には見事な桜が満開中でした
空と空気と森と水のきれいなこの街は
どこかのんびりしています
こどもの頃からそののんびりした空気の中で育ったため
実は今でも都会のひとの波や
空気のながれ・・温度、ときに乗り切れないことも
もう・・ここで過ごした時間より
この街を出てからの時間の方が2倍近くなるのにね
遺伝子ってそういうものなのかも
川にはオオサンショウウオがいたりする
そんなところです
さて・・
今回仕事のうちあわせでこの街を訪れもしましたが
実は訪問のほんとのほんとのメインはこちらじゃなかったの!
父が70歳の誕生日をこの日迎えたため
共に誕生日を祝うために帰省しました。
すごく喜んでくれてわたしも嬉しかったな
この日仕事があったので、ケーキを買いに行く時間がなくて
新幹線の新大阪駅で朝・・GETした
このトレインケーキでお祝いしましたが
このケーキすごく喜んでくれました
あ・・・父は鉄ではありません(笑)
鉄関連・・といえばそう・・
自動車鈑金塗装業を営んでいますが(^3^)「鉄ちゃん」じゃないの!
鉄子の父といえどもね
ふたりでこのケーキを囲み
ハッピーバースデーの歌を大合唱♡
なんか楽しかったです
夕飯は何が食べたい?
なんでもリクエストしてよ!
腕をふるう予定だったんですが
リクエストは父が自分で山で採ってきた山菜を料理してほしいというものでした
こごみのてんぷらや
ゆきのした、
掘りたてのたけのこをてんぷら
たけのこご飯や若竹煮にして
春のご飯を
すごく喜んでくれました(^-^)
わたしも嬉しかったです
母が亡くなって1年弱になりますが
父は日々楽しそう・・(笑)
こどもの頃から私は父が大好きで
父をすごく尊敬していまして
それはいまでもずっとそう
どんなところが好きかというと
「いつも笑顔でしあわせそうだから」
「いつも楽しそうだから」
「いつも自分大好き!なひとだから」
「いつも明日に向かって生きている人」
「そして・・腕のいい!スーパー職人!」
わたしが思う私の父の姿ってこうなんです。
このまんま!
それだけに亡き母は大変な部分もあったんだろうな~と察っしますが(笑)
わたしはそこが大好き
ずっと好き
しかもそんな姿に幼い頃からずっとずっと
憧れています。
大阪にかえる日
父に駅まで送って~といったら
少し前の時間にひとりでいくところがあるのでそのあとだったらというので
「どこいくん?」
聴いてみると
なんと・・自分の展覧会の様子を見に行くというので
何の展覧?
と思いついていくと
これ!!
山野草展
お父さんの名前が!!ビックリ
聴くと毎年毎年出展しているという
知ってるようで父のことなんにも知らなかったのねわたし
玄関に
裏に
これらの花が
鉢ごと
ごろごろしていて
そうじするときとか邪魔やな~などと(笑)
思っていたのですが
でも父は大事にしていて・・どんなに忙しくても昔から・・世話をそういえばしてたな・・。
ちなみにこの下側の台の木も父が自分で作ってます。
いろんな山野草の話を丁寧に解説してくれて
すごいな!とまた尊敬
得意げに話してくれました
親子ショット
作業着姿が世界一イケテル(と・・私は思ってる・・笑!)父です
幼い間から
うちのお父さんの指と爪はかたく・・黒くなっていて
なんでお父さんの指は黒いんだろう?
かたいんだろう・・仕事のことよくわからなかった頃はそう思っていました
あるとき・・お父さんの指、他のよそのお父さんと違って黒い!変やな・・
そうつぶやいたわたしに母が
夏休みのある日
工場に父の仕事をみにいくように・・静かに言いました
みに行ってみると・・火花飛び散る溶接の仕事真っ最中で
あんな危ない中・・あんな暑い中・・お父さん・・
あんな仕事してすごいな・・
すぐにわたしに気づき・・ニッコリ笑った後で
直接目で溶接の光をみたらあかんぞ!とやさしく注意してくれました。
・・それから・・その日から益々父のことを尊敬し大大大好きになりました。
そんな日本一ほどこの歳になっても超ファザコンな娘のわたしは
だから・・講演でお邪魔する安全大会が大大大だい~大好きだったりします♡
工場にもこんな風に・・(笑)
ごろごろあった
コンクリートをつきやぶり
本来はえるはずのない場所に咲いた山野草
これってすごい珍しいことだそうです。(父曰く)
どんな環境でも咲く
咲きたいところに咲く!!
強く
たくましく
そしてうつくしい
わたしが私である土台はやはりここにある
わたしはわたしに生まれてきて
本当によかったと思います
亡き母に
父に
そしてふるさとのすべてに感謝