よく聞かれることのひとつ・・☆
どうやってキャリアを築いてこられたのですか?
どうやって・・家事と子育てと両立しながら仕事をし続けステップアップしてきたのですか?
今日はこの質問にこたえるべく・・
わたしのつたないけど・・よちよち歩きでまわりみちも多かったけど
それでもとってもとってもしあわせだった、幸せな「しあわせのあしあと」を
皆さんにお話したいと思います。
結婚後、すぐに娘(現高校2年生17歳)をみごもったわたしは
夫と話し合い・・夫は両親が共働きの家庭で育ち、
家事と仕事を両立している自分のお母さんをとってもとっても尊敬しているのですが
自分のこどもには・・幼稚園にあがる3歳までは、お母さんのそばにいつもいさせてあげて
力いっぱいめいっぱい~毎日一緒に遊んで!自然を共に感じさせてやりたい!
そう考え願っている人だったので・・夫婦で話し合い、夫の意をくんで
わたしは娘が幼稚園にあがるまで家事と子育てに専念し専業主婦をしていました。
また、当時はまだ産休育休制度も完全には整ってはいない世の中・社会状況だったため
女性が近親者など頼れる人なしには結婚し、子育てしながら働き続けることが難かったのでした☆
娘が入園してから・・念願だった自分だけの時間がもてるようになりました!!
と・・同時に・・家の中ががら~んとして真っ暗になったように静かに感じて・・
淋しくなったのを思い出します・・。
子供ができて・・娘がいてくれて・・
私はすごく充実した毎日を過ごすことができていたのだと
この入園からすぐに気づきました・・。
子供がいて大変ではなく子供のおかげで
日々・・色々あったけど楽しく、笑顔で過ごせていたのだと知ったのです・・・。
その頃・・・久しぶりにあった勤めていた当時の友達から
こんなことをいわれてしまいます・・。
私は・・今の生活のこと・・など色々話しました・・。
そうしたら・・・!
「あやちゃんも・・自分のこと・・自分ができることしっかりそろそろ持ったほうがいいで」
ハンマーで頭を殴られたような言葉でした・・
そう・・・・この言葉は私にとってかなりショックなことでした・・。
それまでの日々・・妊娠してから数年間は自分のことより・・子供のこと夫のこと・・
それしか考えていなかったので・・
いざ・・自分のことをしろ・・・
自分をもて・・といわれてもそれって一体!何?
そんなの・・・私がもってたものは娘を妊娠したことによって全てなくなったのに!
・・こんな風に・・・言い訳めいたことばかり考えていたのです・・。
でも・・ここで気づいたことがありました・・。
今の自分に疑問や不安がなければ
彼女のこの言葉になんてひっかからないはず・・
ひっかかるってことは・・
自分でも私自身・・このままじゃなくちゃんと「自分」として
この先どうするかほんまは考えたい・・その証じゃないの?って・・・。
だから反応してむかついてしまったのです・・。
自分の1番・・痛いところをつかれたんですね・・・。
この言葉を言われてから・・それから考えました・・。
そうだよね・・娘が園に行って淋しいよ~!
・・昼間どうやって過ごそうか・・・
こんなことばかり考えていないで今の自分でもできること
探せばいいんだね・・!!
・・そこから・・新聞に挟まっている求人広告に
目をやってみました・・。
見てみると・・私が子育てに専念している数年のうちに時代は大きくかわっていました・・。
☆エクセル・ワードできる方
つとめていた当時、まずはIBMの端末しかなく・・ウインドウズも・・ではじめ!
そうです!一太郎、ロータス123とかの時代でした・・。
なんの資格もないわたしにつとめられる仕事なんてないのだな・・とくに事務職は
できることがないことに嘆きましたが・・「できないこと」ばかりに目を向けていても
何も生まれっこないし・・とすぐ気づき・・・
これまでの自分の経験でもできることはなんだろう?と考え
自分の得意なこと・できることを紙に書きだしました
「電話応対」「接客」「お芝居」「何かの文章をわかりやすく音読する」
これぐらいしかでてきませんでした・・。
でもこれだったらできる!と気づき・・
この基準で求人票を改めてみてみることに・・
そうしたらなんとも・・タイミングよく
「週3日勤務」
「9:45~13:15分」
「コールセンターインバウンド勤務」
「時給800円」
こんな広告があったのです(@0@)
これなら・・娘が幼稚園に行っている間に充分勤務可能です。
娘は園バスにのり14:45分にうちの近くのバス停につきますから
13:15分に終ってダッシュで食事をとらず帰ってくれば・・
14:00には家に戻れます。
夫に相談しましたら・・賛成してくれました。
娘・・年少さん・・・
私はそのコールセンターに応募・・面接・・そして採用されたのです。
数年ぶりに再び働きはじめたのは時給800円!
コールセンターのインバウンドで(受信業務)
電話のオペレーターとしての仕事だったのです・・・。
さて・・久しぶりの社会復帰!!
とにかくアルバイトとはいえ・・再び自分が社会で働けることが何よりも嬉しかった!!
自分にも働ける場所がある!
すごく嬉しかったのです。
そのため、たった週3日で1日3.5時間ですが(休憩なし)
真面目に熱心に仕事に取り組みました。
ある会社の会員向けサービスへの入会、退会手続き
資料請求手続き、諸手続き・・
問合せ、入会相談、クレーム対応
よくあるコールセンターのオペレーター業務ですね☆
当初は・・マニュアルを読みながら対応するのに必死・・・。
ミスをしないように正確に迅速に感じよく対応することに必死でした。
この頃・・コールセンターでも他の企業でも今ほど
CSをうるさく言ってもない時代だったのですが・・
指導されたわけでも、誰に言われてもなかったけど
心がけていたことは「自分に繋がったお客様を心から満足させてあげよう」
「今日・・私とつながったことで良かった!って思わせてあげたい」
・・常にそう思って応対していたのです・・。
ここで仕事が再びできて本当に嬉しかったから・・(*^-^*)
子供が幼稚園でこんなに早い時間にかえるのに
そう条件のあう職場なんてないものですから
なんとかしてこの職場の役に立ちたい!とも人一倍考えていました。
また・・このセンターは職場の人間関係もとてもよく
仲良しの同時期に入社した同じような主婦オペレーターさんとも
仲良くなっていて仕事に行く日が待ち遠しくて楽しかったんです。
仲間達はよく仕事の愚痴を言ったりしていました。
中にはわがままなお客様もいますから・・・
ほんとうに理不尽な依頼もなくはなかったですし・・
そんな時によく・・
「むかつくお客様もいてるよね・・あれはほんま嫌だよね・・」
「だけど・・考えたら、私達にとっては1日何件も入る電話だけどかけるほうとしてはせっかくかけてる一回の電話だもんね!」
「嫌なことや腹立つこともあるけど一緒にみんなでがんばろう!」
そう声をかけたり・・・・
そのお客さんとのご縁はたった一度かもしれないから
せっかく繋がった方としっかり絆を深めたい・・☆
心からそう感じて仕事をしていました。
そんな私は、電話の仕事が大好きになっていて・・
仕事にしっかりのめりこんでいました☆
毎月自分の応対結果というものが(成績表)
かえってくるのですが・・
後処理時間(事務作業)保留時間、ミス率は問題なく
そして応対品質をはかるチェック項目でも
かなりの高得点を毎月キープできていました。
SVからの指導も褒められることが中心でしたし
仕事にやりがいを感じていました。
ただ・・応答呼数が低い・・電話をとる件数が少ないのです。
SVは・・応対が丁寧だからですよ!と言ってはくれていましたが・・
自分として何か・・私の応対には無駄な部分があるのかもしれない・・
疑問をもって・・自分の応対を自分で分析させてもらえるよう
依頼をしまして・・チェックしてみて問題点を抽出して
改善につとめたり・・いま・・当時の自分を振り返ってみても
ものすごく自発的に仕事に取り組んでいました。
そして・・そんな日々の努力が実り
勤務開始から1年半後・・社内2000人弱のオペレーターの中から平均応対品質トップ賞に選ばれたのです!
このときもらった表彰状・・実は今でも玄関に飾っています。
「運」とかではなく「自分の努力」「自分の工夫」で得た表彰状です!
すごく誇らしく感じ・・更に仕事をがんばろうと思いました。
そして、そんな姿が認められたのか
仕事では、アルバイトではあるものの
後輩の(新人)指導育成業務に
あたることが決まりました。
後輩が独り立ちできるよう質問に答えたり
クレームがあった時には対応方法を指示したり
時に応対を交代したり・・・。
この打診があった時に・・同時期に誘われた同期はみんな断わったのです・・。
なぜなら・・
「クレームにかわるのなんて嫌だ・・」
「人に教えるのは面倒くさいし・・自信ない・・」
「どうせバイトやねんし・・そこまで責任もちたくないわ・・」
そうか・・そう考える人も多いよね☆きっと・・☆
だってアルバイトやもんね・・時給も800円とかだし・・
しかし・・私はその逆を考えていました・・。
新人にクレームにならない応対をしっかり教えると
自分が電話をとったときに変なクレームが入る確率が減るやんか
だからしっかり最初に教えてあげると自分の仕事も今後めっちゃラクになるかも!
人に教えるときっと自分がわかっていなかったところに気づける
この機会にスキルアップできるしな・・
それに新人の頃って私もそうだったけど
みんな不安なはずだから私が側についていろんな成功体験をたくさん積ませてあげて
・・自分に自信をもたせてあげられたらすごい嬉しいやんか!!
そう考えました・・。
できなかった人にできるようになることを支援する仕事って面白い!!
・・・・・いずれは何年か先にこの会社でインストラクターになりたい・・
なれればいいな・・漠然とそう夢に描いていたのです・・・。
そのため・・いろんなことを会社に提案したりもしました。
会員向けサービスをやめる人が多くて
当時は退会阻止するというオペレーションを
あらたに追加するということになっていたのですが・・
先輩も同期もやめる人にやめるなって案内するなんて・・
最悪だ・・・とぼやきまくっていましたが・・
自分は積極的に取り組みました。
存在していたマニュアルは一方的な案内ばかりの
マニュアルだったのですがこれでは先輩達の言うように
嫌な案内になってしまうよね・・と考えて・・・
退会を阻止するにはまず退会理由をしっかりヒアリングして
その理由にあった案内をしていけばお客さんも
喜ぶじゃないか!!そう考えて勝手にマニュアルを
自分色に変えて・・応対をはじめたら・・・
退会阻止率全国トップになってしまった(@0@)
やめたいです・・といって電話をかけてくる人がやめたくなくなる魔法のトーク☆
作っていたんです(*^-^*)
そのため・・自分がやってる応対にそって
全体で使っているマニュアルも変更するといいのではないか?と
上長に提案してみたりもしました・・。
アルバイトだったけどたった3・5時間週に3日勤務だったけど
そこでできることに全力で取り組んだのです。
そして・・・
この後・・ずっとずっとこの職場でがんばろうと思っていた私・・
今のわたしになると想像もしなかったわたしに
ある出来事がおこります・・☆
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今日の記事、
良い意味でグサグサと突き刺さる事だらけです。
読んでいて、思わず泣きそうになりました。
思わず、
首をブンブンと縦に振りそうになりました。
心にしみます。
早く続きが読みたいっ!!
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あやちゃんのサクセスストーリーはホント興味津々
でも やっぱり 運だけでない 実力を兼ね備えた人だって改めて思った
あと 素直
私も
続き 気になります
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>現場の達人ねーやん@企業のオカンさん
ねーやんさん!ご覧になっていただけてうれしいです!!
これから時々、わたしのよちよち歩きで方向音痴な・・・迷子のあゆみ
お話していきますね(^-^)
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>かおりんさん
ありがとう!かおりん!
読んでくれてうれしかったよ!!!
(*^-^*)ありがと~!
恥ずかしいところも多いけどこれが全部私☆