これまでのわたしをふりかえる旅の続き☆

以前のものはこちらです☆

http://ameblo.jp/aya917/day-20120515.html

ちょっと久しぶりで間があいちゃいましたし長文ですがよかったら昔のわたしにあってみてくださいね

コールセンターの仕事は楽しくて毎日働くことが楽しくて楽しくて充実していました。

顔の見えない電話だけのお客様を相手に端末操作を手でしながら目でお客様の情報を画面とマニュアルを確認し耳で今回お電話いただいた背景にある要望とそのために必要な情報を正確に素早く引き出して

言葉だけではないお客様の心の声を感じとり、感情を察知してタイミングよく思いをくみ取り

言葉で代弁して伝えてさしあげる・・・時給800円のパートタイム、アルバイトだったけれど

こんなに多くのことを学べやりがいのある職場で出会えたことはわたしにとって大きな幸せだと感じていました。

同時期任された新たな仕事・・後輩の育成業務・・。

新人たちが自信をもち目を輝かせながら仕事を覚えて独り立ちしていく様子に間近で触れられて嬉しくて仕方がなかった。

いつかもっともっとこんな風に人ができるようになることを支援していけるそんな仕事につきたいと自分の夢をこおで見つけてしまったのです。

そんな私はある日上長から呼び出され
「育成部門での仕事に本格的につく気はない？」
「インストになってもらいたいと思っています」
・・・（＠０＠）
漠然と夢に描いていた・・できるようになるために支援する仕事☆
人の成長を促す仕事・・・・☆
この会社でいつかインストラクターになれたらいいな・・の
思いが・・なんと・・叶うというのです！！
「今度はフルタイム勤務になるから・・ご家族の承諾も必要でしょう？」
「明後日くらいまでに返事を聞かせてください」
「前向きな返事を期待していますね」
・・・心の中で速攻「イエス」と叫んでいましたが・・・
夫と小学校低学年の娘と相談しなければなりません・・。
夫は私が家で仕事のことをよく話したり
相談したりしていたのもしっていたし
すごく熱心に取り組んでいたのもよくよく
わかっていてくれたから・・
「やってみ～や！俺・・応援するしな！」
「家のこともやるようにするし！」
「それに・・子供はすぐに大きくなるから・・子供のことであきらめたらもったいないで！」
・・・夫・・こんなことをいってくれたのです・・・
嬉しかった！！！
すごく嬉しかったです！！
それで・・翌日・・早速・・・
上長に返事をしに行きました・・。
ところが・・その時に聞かされたのが・・・
「ごめん！！本当にごめんなさい！！」
「その話・・なくなったんです！！」
「いや・・なくなったっていうか・・・・別の人に決まったんです・・」
「実は・・この話・・森川さんだけじゃなくもう１人のAさんにもしていたんだけど・・」
「Aさんの方で決まったから！」
・・・・・（＠０＠）・・・・・
Aさん・・私の３年後に入った後輩です・・・。
以下・・私の心の中・・・
なんで？どうしてAさん？
全然・・仕事できないのに・・！！
ミスも多いし・・応対だってそんなにいいとはいえないし・・
私の方がその何倍も仕事・・できるのに・・！！！！！！
彼女なんて何の努力もしてないじゃない！！
（・・ところがこのAさんは実は残業、休日出勤などを積極的に引き受けていたことが後々わかります・・Aさんはがんばっていたのです）
・・すごく高飛車なこと書いていますが・・
これはその時思った正直な気持ちです・・
そんな風に・・考えてしまったのです・・・。
すごくショックでした・・・。
すっかりその気になっていましたから・・
それから・・なんだか急激に仕事にやる気がうせました・・。
がんばったってむくわれないし・・
適当にやってる人の方が得をするんだ・・
・・そんな風にも考えてしまいました・・。
なんだか適当に仕事をこなす日がスタートします・・。
そんな毎日が嫌になり・・頭の中に・・初めて・・
この職場をやめたい・・と思う気持ちがわきあがります・・。
それから半年後・・アルバイトの契約書更新の時期がやってきました・・。
更新の書類に・・判をどうしても押す気になれなかった私は・・
就職活動をする・・
という理由で・・５年続けてきた仕事を辞めたのです・・・。
・・今・・考えたら・・とても弱かったと思います・・。
そしていろんな意味で傲慢だったと思います・・。

それまで自分が夢に描き・・いつかこうなったらいいな・・
なりたい自分像・・ありたい仕事像・・・
それが叶うかもしれない！！そんなチャンスが訪れ・・・
もちろん！やりたい！そう思い飛びつこうとしたその瞬間・・
あなたじゃなくて他の人に決まった・・・
そう告げられ・・・失意の底にありました・・。
自分から応募したわけではなく・・声をかけられて
その気になった結果・・このようなことになったことに対して・・
なんだか・・やりきれない・・やるせない・・・
本当は上長が自分のがんばりを認めてくれているからこそ
声もかかったのに・・その時はそう思う気持ちよりも・・・
描いていた夢を人によって・・壊された・・・
つぶされた・・・そんな感情の方が大きかったのです・・・。
そして契約更新の書類に判がおせず・・
それから１ヵ月半後のアルバイト契約期間満了の日
私は退職することになりました。
・・上長はこの退職をとめませんでした・・・
同期の仲間たちはひきとめようとしてくれて色々と
言ってくれたり・・・・自分達の私への思いを伝えてくれたりしました・・。
でも・・私の気持ちはもう決まっていました・・・。
「これから、自分自身の仕事を持とう！」
さて・・そんな退職を控えた私はどうしても納得ができなかったこと・・
「どうして自分ではなくAさんが選ばれたのか？」
「絶対何か理由があるはずだ！！」
これを理解できていなければどこに行ってもこの先の自分は
きっと同じようなことで悩む可能性もある・・・
もちろん・・単純に、人事権のある担当者の「人の好き嫌い」という
感覚に左右されることもあるけど・・・
それにしても私ではなかったことに・・必ず理由があるはずだ！！
可能なら・・そこを改善して次の職場！で克服した自分でありたい！！
・・しかし・・上長に聞いたところで・・真実を告げてくれるのかどうかは微妙です・・・。
そこで自分なりの見解しか出せないかもしれないけど・・
それでもいい！！一ヵ月半・・自分でAさんの良さ・・
私とどう違っているのか？
Aさんにあって私にないものは一体何か？
考えてみよう！！そう思いました・・。
ちょうどその頃Aさんは異動が決まり、毎日いそいそと嬉しそうに研修に
出かけたりしていました・・
そのため職場にいる日もそんなにはなかったのですが・・・
Aさんの様子を仕事をしながら観察してみました・・。
・まず・・Aさんは急な残業の依頼も快く引き受けていました・・。
一方私は子供のことがあるから・・といつも断わってばかりいました・・。
Aさんにも子供・・いてるのに・・・
これはよくよく思い出してみると以前からのことでした・・。
・Aさんはとにかく明るいのです！挨拶の声も元気よくて明るい！！
見ていてなんだかパワーをもらえそうな感じです
・Aさんは、とっても腰が低くて親切でした・・
先輩には敬意を払った態度で接していました。
たとえ１ヶ月先に入社した人であってもです・・・。
このことは私も先輩として彼女と接している中で
それまでにも感じていたところの再認識でもありました。
また・・自分の仕事よりも先に、困っている人がいたら
そちらの手助けを優先させているのです！！
そのため自分のことは後回しになり一見ドタバタしているように見えましたが・・
私からみたらものの優先順位をわかっておらず、要領が悪い・・・。
まずは自分のことをしっかりできるようになってこそ人の面倒を見たらいいのに・・
そんな考えとは全く逆の行動・・・・。
それも笑顔でドタドタしているのです・・。
周りから愛されるそんな雰囲気とやさしい人柄であったのです。
・そして・・Aさんは、非常に素直です。
そして協調性も高いのです。
人の言うことを素直に受け止めています。
そしてそのまま実行にうつす人でした。
また・・自分が抱えている問題や悩みを
率直にそのまま多くの人に話してしまう・・
そんな人でもありました。
そして周りを巻き込んでいける人・・
みんながアドバイスしてくれたりするのです。
一方・・私はもし、間違ったことを指摘されたとしたら・・まず先に
「・・でも！これはこうだと思います！」
職場でこのように言い切っちゃっていました・・。
・・・・これは・・人としての資質に大きな違いがあります・・・・！！
私は・・自分ができると思っている傲慢で・・
素直さにかける人材でしたから・・・☆
他にもAさんにはもっともっと私が気づかないいいところが
たくさんあるのかもしれない・・・。
Aさんという後輩を改めて見直した時に・・
自分がそれまで何も見ていなかった・・
悪いところしか見ていなかったことに気づきました・・。
できるようになる人を支援するそんな人になりたい！
そう考えて憧れていたけれど・・
人のできないところを指摘してあげつらえている・・
ただ・・それだけの人になっていた私・・・
良いところよりできていないところばかり目につく・・
そんな人になってしまっていました・・。
それも自分と比べてできていないところばかり・・
その人自身のよさに気づこうともしないで・・・・
Aさんの良さを発見するたび・・
正直・・頭をなぐられたぐらいの衝撃を受けたのです・・
だから私は・・・ダメだったのです・・・。
選ばれなかったのだと思います・・。
自分で確実ではないにしてもなんとなく理由が
掴め・・ようやく・・納得ができ前を向いてまた自分も
がんばろう！！今回・・自分が至らなかった点・・
これは他の人と接している上でも
きっと人の短所ばかりに目を向けて
長所を見れないそんな人になっていることのあらわれだから・・・
プライベートでも気をつけて生活をしよう！！
そう考えました・・。
気持ちの整理がついたら・・
本格的に就職活動をしようと気持ちも動きました・・。
退職を間近に控えた１０日前・・☆
新聞の求人情報に目をやると
私の眼に飛び込んできたのが・・・
「企業研修講師募集」
「業務委託」
：ほしい人材
「人前で話すスキルのある方」
「コールセンター勤務経験者」
「※・・出張できる方」
とありました・・・。
コールセンターのオペレーター・・
そしてリポーター・・そのどちらのスキルもいかせそう・・・！！。
それに・・研修講師ということは・・・・
願っていた・・できるようになる人を支援する仕事じゃないか！！
・・そんな仕事を見つけたことが嬉しくて嬉しくて・・・・
受かるかどうかもわからないのに・・・
履歴書を書き・・ポストに投函・・・。
「※出張ができる方」という最後の一文をしっかり読まずに・・・！！！！
そして・・１０日後・・アルバイト最後の日！！
同期の仲間・・そして・・先輩・・後輩たちと
職場での挨拶と別れをしっかりして・・
（みんないつでもまたバイトで戻ってこいと言ってくれました・・笑）
上長からは・・・
「これから・・新しい仕事に就かれたらがんばってくださいね」
「森川さんなら・・どこに行かれても大丈夫ですよ！」
とそう言われ・・・
アルバイトだったのに・・・綺麗なお花を贈られました・・・。
上長は・・本当に・・私のことをしっかり認めてくれていたのです・・。
・・贈られた言葉とお花に恥じないように・・・
これから先・・私・・がんばろう！
・・同期と駅で別れてそこからの帰り道・・・電車で１人・・なきました・・。
そして・・その退職した日の夜に・・☆
なんと・・その研修会社から電話がかかってきました。
「面接にお越し下さい。」