この間から・・☆
昔のことを綴り始めて・・
あれ?
芸能界のことは?と・・
メッセージをいただいたので・・
もう少し後半で今・・やっている活動とつながって出てくるのでそこでお話しようと思うのですが
ご質問があったので今・・少しだけお答えしておきますね。
芸能界を引退後は、元芸能界にいたわたし・・じゃなく・・一人の女性として一人の人間として
個人として先入観なく人に自分と接してほしいと強く願い・・
実は・・人に昔・・そういう活動をしていたことがあることをほとんどお話ししていませんでした。
(今の形で独立するまで)
それなので・・コールセンターにいた時も、研修講師として活動していた時も・・
聴かれなければ、自分からはそんなことを言うことも・・履歴書などに書くこともなかったのです。
これは・・話すと必ずビックリされることなのですが実は夫にも
結婚してほしい!プロポーズされるまで・・昔そういう活動をしていたことがあることを
映画に出たことがあることも・・話していなかったのです。
結婚することを決めてから・・これははなさないとあかん・・と思い・・
告白したんです。
・・というぐらい・・人にその頃のことを話すことはなかったのです。
なので・・いま・・しあわせのあしあとに綴っている昔のわたしには・・・
封印してしまっていた過去なのでした(^-^)
素敵な素敵な体験をさせてもらったのだけど・・先入観を人にもたれることの
怖さ・・不安を感じることの方がその頃のわたしにはいろんなことがあったため大きかったのです。
前置きが長くなりましたが・・
お客様からは顔の見えない声だけの職場☆コールセンターで見つけたわたしの夢☆
できるようになる人を支援する仕事☆
ひとの成長を促す仕事☆
そしてその夢の入口にたてた!
研修講師として・・スタートを切ったわたし・・☆
それから初めて研修のアシスタント講師として別の先輩講師の研修に参加することになります・・。
2日間連続研修~・1日だけ休みがあり・・また2日研修・・・
・・・東京です・・・・。
依頼があった時すごく嬉しかったのですが・・
頭に浮かんだのが娘&夫のことでした。
夫は軽く「行ったらええやん!チャンスやん!!」と行ってくれましたが・・まだ小さい娘が心配です・・。
そんなに連続で出張だなんて・・・。
むすめ・・1人で夜・・パパが帰るまで待たなければなりません・・。
犬はいますが・・話せません・・犬ですし・・・・・。
夫婦で義母に相談してみたのですが・・・
「そんな仕事につかなくても・・・もう少し簡単なパートとかにしたら?」
「稼ぎが悪いわけではないのに・・」と・・・・お舅さんから・・そういわれてしまったのです・・・。
そうですよね・・そのとおりだと思います。
お父さんの気持ちもお母さんの思いもわかります・・。
そのため・・・私たちはお母さんに来てもらうのはやめました・・・。
夫に早めに帰ってきてもらって・・娘にもパパが戻るまでは我慢して待っててもらうことになりました・・・。
食事の支度・・作りだめ・・大変でした・・・。
それまで・・・家族にあまり家事をさせていなかったのでそれはもう・・困ることが多かったです・・・。
なんとかしないと!と策を練り・・
家に家事マニュアルを作りました・・・。
仕事の方でもアシスタントとはいえ・・はじめて研修で実習部分を自分も担当するので・・覚えることが山ほどあり・・苦しかったです・・・。
・・そして・・1番辛かったのが・・・・初めての仕事に行く前に・・・・
夜・・ギリギリまで家にいて・・最終に近い新幹線で東京に向かったのですが・・・
夕飯を食べている娘の背中を見ながら
「行ってくるね!」と声をかけ・・
バス停までキャリーバッグをひいて歩きだした時・・・
「こんな暗い時間にあんな小さい子を1人置いて・・」
「私は何をしているんだろう・・・」
そう感じてしまって・・それでも・・
夢だった仕事につけるのだから・・せっかくその入り口にたてたのだから・・・と・・・
歩きながら涙がポロポロこぼれました・・・。
このときが1番辛かったです・・・。
それから・・すぐに講師としてその会社の仕事を独り立ちさせてもらえることになりました・・・。
大抜擢でした!!!
そこで1番取引の多いクライアントの研修を担当させてもらえることになったのです!!
ただし・・毎週毎週・・2泊3日の研修が2ヶ月続きます・・・。
打診があったとき・・そんな仕事に入れる!こと
じぶんに声がかかったことが嬉しかったのですが・・・
家族のことが気になって・・・すぐに返事ができませんでした・・。
でも・・・結果的に受けました・・・。
娘が心配でたまらなかったけど・・受けました・・・。
今でも娘が宝物にしてくれているうさぎとクマのぬいぐるみがあるんですが・・
「これは・・ママがいない時のママだから・・」
「いつも側にいるから・・」
「●ちゃんがいてほしい時にはほんまもんのママもお仕事なんていつだって、ほっぽってかえってくるからね!!すぐにとんでくるよ!」
そういって渡したぬいぐるみでした・・。
勉強会で・・研修のシミュレーションをしてできが悪くてすんごいダメだしをされたり・・・
何度も何度もやり直しをさせられたり・・・
先輩達の・・うまいのを見ては自分との違いのすごさに(当たり前のことなのですが・・)落ち込んだり・・
寝ずに・・勉強して・・必死にやるのですが・・それでも上達しない・・・・苦しかった・・・
苦しいけど・・娘を置いて出張に向かう時の苦しさに比べると・・そんなのはちっともたいしたことではなかったのです・・・。
「留守番をしてくれている娘と夫のためにがんばらないと!!」
初デビュー・・・無事・・できました・・・。
しかし・・今・・考えるとあまりにもひどかったと思います・・
その時の自分には最大限できること・・だったけれど・・・
受講者もすごく素直で真面目な人ばかりだったから・・助けられたのです・・
その初デビューでほんのちょっとだけ自信がついたのですが・・・
そこから先も苦しい試練の連続なのでした・・・。
特に・・家の方は・・・
この頃・・周りからしょっちゅうこんなことを言われていました
「お子さん・・かわいそうね・・・」
この言葉が私の心を何度も刺して・・刺して・・・
痛かった・・・
自分でもそう感じる瞬間が多かったから・・です・・・。
自分の実家の両親も今でこそ何も言わず賛成してくれていて応援してくれていますが
この頃は頭の柔らかい理解あるうちの父にまで
「あやこ・・出張の多い・・そんな仕事をしなくても!」と言われていましたし・・・
そんな中・・・応援してくれる人もたくさんいました・・
うちの両隣の奥さんは
「何かあってもなくてもいつでもうちに飛び込んでき~や!」
と・・娘に言ってくれてたり・・・
隣の街に住む従姉妹は私が出張中に必ず娘に会いに何度か家に来てくれて娘の話し相手
になってくれたり・・・
夫もかなり努力してくれました!!
できるだけ早く帰宅し、洗濯や洗い物をしたり・・
まわりにすごく助けられました・・・。
でも最も助けられたのは・・娘に・・です・・・。
「ママお仕事がんばってね!」
「がんばってるままが●ちゃんはだいすきです」
「ママはおしごととおうちのことをがんばってえらいから●ちゃんのじまんのママです」
この頃・・私が仕事から戻ったらこんな手紙をいつもくれていました・・。
ああ・・淋しい思いをさせているんだよね・・・
こう書いて・・自分で自分を励ましてくれているんだよね・・
ごめんね・・●ちゃん・・・・。
お仕事の時には淋しい思いをさせてしまうことだらけのママだけどおうちに大阪にいる時は・・1番に●ちゃんとの時間を優先させるからね・・・・
今では夜飲みにも行きまくりますがこのころは関西にいるときには
わたしは夜間の外出はプライベートでは仕事以外では一切しないで
娘を迎えてあげたくて・・夫にあったかいご飯を自分がついであげたくて・・
家族との時間を優先させていました・・☆
それでも・・仕事と出張のための段取りつける家事の両立・・・・
そして・・初めての講師という仕事・・・
ものすごくいろんなスキルを求められる仕事で内容自体も・・やること自体も・・難しくて苦しかったけど・・・
この小さな小さな娘の感じたであろう・・
寂しさ・・苦しさに比べたら・・そんなのはなんてこと!たいしたことなんてないだろう・・・
そう思っていたからこそ・・・
この後も・・・そして・・・今現在までもわたしはがんばれているのです・・・・。
さて・・講師として現場での研修を担当することができた私・・・
講師の仕事というのは・・ここから先が本当の仕事であるということを
何もわからないままやっていたのにすぐに気づきます・・・。
そう報告書・・・・!提案書・・・!所感の提出!!
研修が終るとすぐに10日以内に提出のA4ですんごい枚数の
報告書作成が待っていました・・・。
そういえば・・最初の導入研修でそんなこと言ってたな・・
くらいの記憶でなかった私にはその膨大な枚数・・唖然として見つめるだけでした・・。
何せ・・パソコンスキルゼロ・・でしたから・・・
これ・・手書きで作るなんて無理だろう・・(>0<)
急遽自宅にパソコンを導入する必要があり・・・購入・・そしてインターネットに接続!!!
メールの送受信ができないと・・データをもらえないし
おくれないですから・・・・・。
基本操作はあまりかわらんで!!
夫にそういわれましたが・・・
そこから大慌てで「パワーポイント」「エクセル」「ワード」の機能を
マスターすることに・・・・・!!
よくわからないことだらけで・・・・夫にしょっちゅう
夫・・仕事中なのに
「・・パソコンがわからない!!改行できない(>0<)わくからはみでるねんけど・・・・!」
「あ~~!画面が消えた~~~!」
日に何度も何度も電話しました・・(;-0-)
この時・・夫はひとつも嫌がらずに優しくこたえて
相手してくれました・・・今でもすごく感謝しています・・・。
夫が私を育ててくれた一人でもあるのです☆
そのうちに・・そんな私を見ていた小学生・・娘が
「ママきっとこのキーとこのキー?」
と押してくれて・・解決するようになりました
夫も娘に基本操作をぱぱっと説明・・
(私に言うより早いから・・だと・・)
娘はすぐにマスターして私にその都度教えてくれました・・。
学校から戻った娘に手伝ってもらうという・・・!
また・・入力が大変なだけではなく・・いわゆるビジネスに
必要な論理的な文章入力・・・初体験でしたから・・・
「こうだからこうでこうだからこうである・・よって・・これこれ・・」系の言葉・・・
やったことがない!!(@0@)
だって普通の主婦だったんですもん・・!!
めっちゃ難しく感じました・・(>0<)
おまけに・・かいてて自分で何が言いたいのか書きたいのかわからない感じになってくる・・・・・。
あ~あ・・・まわりくどさ・・炸裂系!
さらに・・・言葉のボキャブラリーの少なさに嘆く・・・!!
クライアントのえらい人・・向けに書くものなのに・・・知らないせいで・・・作ったことがないせいで
幼稚で稚拙な言葉しか頭に浮かばない・・・!
・・また・・受講者1人1人のことをしっかり見て研修中に現場での問題点・・課題・・を見抜き・・
各カリキュラムに添って今後どう改善して成果をあげさせるのか、その人の今後のことを具体的に提案しなければならないし・・
個々だけではなくその職場全体に対しての教育や研修・・業務の流れへの共通問題点の抽出・・改善策提案をしなければならない・・・
そんなの・・「研修をしっかり見てないとできません・・・」
最初の頃は「自分がカリキュラムどおり」に・・「時間内で問題なく」「やること」・・にしか頭が向いていませんでしたし必死でそれしか考えられず・・・・
報告書を目の前にして何もかけない・・・!ということに(>0<)
1番最初の報告書・・提出したらまっかっかでした!!
赤字で・・「ここはどういう意味ですか?」
「もっと具体的に書いてください」「このことに対する改善策が書かれていません」
赤い文字がいっぱいで・・つき返されました・・・・。
この報告書を作りながら苦しくて泣いたほど・・・・。
「何も見れていなかった・・・・」
「講師というのは・・こういうものなんだ!」
「これができないと講師になったといえない・・ただやって見せただけの人」
自分が選んだ仕事の難しさ・・大変さを痛感すると共に・・
しんどいし大変だけど、やったら・・人生や私の中の何かが
変わる!!そう感じました・・・・・・。
このまっかっかの報告書・・そうはいっても直せなくて・・・
夫に泣きつき・・一緒に考えて言葉も含めてなおしてもらいました・・。
・・そう・・最初の1年目の報告書は・・すべて夫に最後修正してもらって・・まわりくどい言葉をスリム化してもらったり・・・
稚拙な言葉はむずかしそう~にいじってもらったり・・・
(バイト代を払わされましたが・・・笑)
・・・夫のおかげで・・提案書や報告書の大体の書き方は
見本ができたため・・次第に自分でもかけるようになりました・・・☆
研修の現場では毎回学ぶことだらけ・・・
自分の至らなさ・・・未熟さと向き合うことの連続でした・・・。
ただ・・素直に真面目に一生懸命・・熱意と愛情を
もって受講者やクライアントと向き合うことで
周りの気持ちや心を動かすこともわかって・・・・
すごく楽しい仕事だとも感じました(*^-^*)
さて・・・テキスト作成やレッスンプランの作成などの
産みの作業の大変さもしっかり体験し・・
日本全国のいろんな現場でいろんな受講者さんとたくさん出会い・・
数年後・・そんな中である日感じたことがありました・・。
「最初は嫌々~参加してるような受講者さん・・多いんです」
中には自分から行く気になってやる気に満ち溢れ
参加する方もいらっしゃるけど
嫌なのに・・いってこいといわれて渋々参加した・・
朝から眠いのに・・・
こんな研修は何度も受けてるけどやったって現場では何の意味もなさない!机上の空論だ!
こんな方もたくさんいらっしゃいます・・。
そんな方達の本音を聴かせてもらえた時に私はすごくすごく嬉しく感じていました・・・・。
私を信用してくれたから本音を聴かせてくれているし
物事に真面目に向き合う人だからこそ
嫌だ・・なんで?なんていう感情も生まれます・・・・。
そう考えると・・どうしてなのか・・・がわかると
きっとすごくやる気になったりがんばれるチャンスを
自分の中にもっている人だと思うからなんです・・・。
・・・そう・・そのように・・最初は受身で・・・
すごく嫌々だった人が自分の在り方に対して真剣に
考え出し・・1つでもいいから取り組んでみようと
きっかけを掴み・・自分から動き始める・・・・・・
この姿をたくさんたくさん目にすることが何よりのしあわせでした!!
ほんのちょっとのきっかけさえあれば人はかわれる・・・☆
かつての自分がそうだったように・・・☆
人はみんな自分の中に成長できる力をもっている・・☆
その人本来の良さ・・持ち味を生かした魅力を自分自身で気づいていけるように
そっと心の隣で寄り添い「大丈夫!出してもいいんだよ!」
私がこれまでに周りの人にずっとそうしてもらってきたような
ことを・・・私と関わる受講者さんたちにしてあげられたら・・・・☆
それも・・・企業研修というと・・・
頼んできた企業とその中で働いている人達だけに対してです・・・。
そうではなくて・・働いていなくても・・・
どんな仕事をしていても・・・・
老若男女・・・!日本全国・・どこででも!誰にでも・・そんな機会を・・・・・!
・・そう考え・・・・いつか・・いろんな方に対してそんな
自分の講座をお届けできたらいいな・・・・☆
・・あたらしい夢☆に出会ってしまったのです☆
SECRET: 0
PASS:
いい家族に支えられてるね!
離れても遠くても心の距離
いつも近くに あったから
今もハッピーなんやね!
見習います煜
SECRET: 0
PASS:
>NABEさん
読んでくださりありがとうございます!
NABEさん!照れるぜよ~(^0^)
嬉しかったです!ありがとうございます