いじめられた経験・・・

今でも忘れられないこと・・・

つらくて苦しくてたまらなく・・

学校に行きたくなくて

誰にも相談できなくて・・

いじめた人の顔を今でも忘れない

その当時のまんま思い出す

でも・・

今は許そう・・許す気になれた・・

大人になったから・・

わたしも中学時代にいじめられたことがあります。

今の時代のいじめのように・・

携帯電話を使ったひどいものや、体に危害を加えるようなそんな人として絶対に

やってはいけない・・あってはいけないいじめを受けたわけではないけれど

それでも程度の差はあれ・・

いじめられたと感じた人の心には一生消えない

深い深い・・傷をおわせるものなのです。

わたしの中学は部活に絶対に所属しなければならない学校でした。

そして一回その部活に入ると・・中学3年の夏の大会がおわるまでやめられない

やめることを許されない・・そんな中学でした。

部活には体験機関があり・・一度だけかわることができるけどそれ以降はどんなことがあってもやめられないのです。

ソフトボール部に所属しました。

理由はユニフォームがかわいかったから

ただそれだけで選んだことをこの後中学2年の夏までどれだけ後悔したかわかりません。

中１の夏・・

一つ上の学年の先輩ですごく素敵な人がいました。（男性）

ただ単に憧れただけ・・だったんだけど

その先輩を見ると恰好いいな～って思って憧れていたんです。

そしてクラスメイトの女の子に何気なく

「I先輩ってカッコいい！」

そういったら・・それをたまたま・・後ろを通りかかったのがIさんとお付き合いしていた一つ上の学年の先輩でした。

先輩♀がちらっとわたしの方を見たときに・・あ！！！ただ憧れてるだけなのに・・しまった・・

・・と・・思った時にはもう遅かったのです。

同じ部活のMという先輩はI先輩の彼女と仲良しで・・

その先輩Mから私は呼び出されてしまいました。

「あんた！どういうつもりなん！」

「わたしの親友をなかすなんて！絶対に許さない」

誤解だということを告げましたが・・

そして謝りましたが・・Mは許してくれません・・。

（なぜ・・Mに関係ないMにそんな偉そうにされなければならなかったのか・・今でも謎ですが・・前からわたしのことをひょっとしたら気にいらなかったのかもしれないです・・そんなの今となってはどうでもいいこと）

そして部室で・・Mはわたしのグローブをふみつけ・・

「おぼえとけよ！」

といってにやっと笑ったのです。

先輩・・すみません！謝っても謝っても・・

グローブを踏み続けたM・・・

なんでこんなことされなければならないのか・・

悔しくて・・悲しくてつらかった・・

それからMのわたしに対するいじめがスタートしました。

部活の時間に・・

わたしとキャッチボールのペアをさせ

遠くにボールをわざとあさっての方向にとばしとりにいかせる

とって戻るのが走るのが遅いと

「何やってるんや！」「遅い！」と怒鳴り

またボールを遠くになげる

他の部員にはネコナデ声で優しく声をかけますが

わたしにだけはノロイとか！アホちゃう！とかお前よばわり・・

部の先生は・・Mの学年にじぶんの娘がいて・・

しかもMがじぶんの娘と友達なだけに見て見ぬふり・・・

同級生たちも・・

じぶんがMにいじめられるのが怖いので

見て見ぬふりです

キャプテンも副キャプテンも

Ｍが怖いからいいなり・・見て見ぬふりです

つらかった・・

悔しかった

グランドの整備を私にだけさせて

他の子には「早く帰りや～」と猫なで声

整備が汚い！やり直しや！

と怒鳴り・・わたしの様子を見てにやにやします。

ＭにとってはＩさんのことは単にきっかけだけにすぎず

じぶんのストレスや何かをわたしをいじめることで吐き出す・・

そんな存在になってしまったのでしょう・・

田舎で世間体も周りが大人も子供も気にするような

昭和の時代のいじめで・・情報も少なく・・

だからこそこんなレベルですんでいますが

これが今の時代だったら・・・Ｍはもっと安易にもっとひどいいじめを私にしたかもしれません。

両親に相談したかったですが

言えませんでした

相談しても心配をかけるだけだし

お母さんお父さんに迷惑をかけたくなかったから

Ｍは部活の時間だけいじめてきてはいましたが

クラスでは普通に友達と仲良くできてもいましたし

だから・・夕方の時間・・午後・・15時頃になると・・

気分が悪く・・心が痛く・・足が重くてつらかった

当然そんな具合なのでソフトも上達せず・・

今ではソフト部と聞いてもソフトボールを見ても

普通に見れますが１時期はトラウマになってソフト部や野球ボール・・

グローブなどをみると吐き気がするほど苦しかった・・。

年子の妹が私にはいたので

妹に帰宅後・・いつもＭの話をできて

妹が聞いてくれたのが・・それがわたしの救いでした。

心配をかけるかもしれないから

じぶんの大切な人に相談できない

ってことあるんです。

いじめられた人の親のことをどうして気づかなかった？

せめる人いますね

気づかせないようにこどもって振る舞い演技することあるんです

親が大切だから

心配かけたくなかった

じぶんが辛抱すればいいんだって思おうとすることってあるんです。

でも

いま、私は親の立場になって思います。

言ってほしいです！

演技なんてしないでいいです

こどもに苦しい思いや変な我慢をさせて嬉しい親なんていないのだから

少なくともわたしの知る限りではいないです。

中学2年の夏に

Ｍが部活を引退し

このいじめから解放されました

Ｍが部活を卒業したときに

あんな先輩にだけはならない

あんな人物だけにはならない

かわいそうな人だった

あの人はわたしをいじめることでしかスッキリすることがない人だったんだ

そう思い

苦しかったけど

つらかったけど

Ｍからされたことを許すことにしました。

同じことを人にはしない

強くなろう

わたしは強くなろう

Ｍみたいな人にならないで

人を守り包む人になろう

今は大人になり

そうなれたかどうかはわかりませんが

でもいじめられた記憶は

まだ心にも頭にもしっかり残っていて

Ｍの顔を・・

鮮明に思いだせるのです。

いじめられたことがある人

つらかったですね

くるしかったと思います

しんどかったですね

いじめたことがあるひと

謝っても謝っても

決してあなたがしたことは相手の中から本当の意味では消えません

これからの人生で人に不快を与えるのではなく

であった人周りの人に

「幸せ」「笑顔」を与えていくこと少しでも多く与えていくことで

あなたがいじめた相手にしてきたことをどこかで誰かに返しつづけていきなさい